毎日の育児、お疲れさまです。
現役看護師のつゆりママです。
発達障害児育児の中で、「もう、やめたい」
そう思ってしまう夜、ありませんか。
癇癪、偏食、睡眠不足、こだわり、パニック。
毎日対応に追われ、「限界」だと思いながらも、誰にも言えずにいる。
発達障害児の育児において、「うまくいかない」「やめたい」と思うことがあるのは、自然なことです。
そんな自分を、責めないでください。
「やめたい」というのは、それだけ真剣に、全力で向き合ってきたからこそ出てくる言葉です。
この記事では、そんな気持ちの整理だけでなく、今のあなたが実際に使える支援についても、具体的にお伝えします。
自分の状態を客観的に振り返りたい方は、[こちらの記事]も参考にしてみてください。
発達障害の育児を「やめたい」と思ってしまうのは珍しいことではありません

「やめたい」は、投げやりな気持ちから出る言葉ではありません。
それだけ真剣に、全力で向き合ってきたからこそ出てくる言葉です。
『やめたい』と思うのは、それだけ今まで頑張ってきたからこそ出てくる気持ちなのかもしれません。
我が子のことは、もちろん愛しています。
それでも「もう無理」と感じてしまう日があるのは、ごく自然なことです。
愛情と限界は、矛盾せず、同時に存在してよいものです。
発達障害育児で限界を感じる理由

「やめたい」という気持ちは、 小さな負担が積み重なった末に、たどり着く感情です。
どれだけ対応しても改善せず、『頑張っているのに報われない』と感じる。
頼れる人が近くにおらず、ひとりで対応し続けてきた毎日。
そして、自分自身の睡眠不足や疲労が、少しずつ、しかし確実に蓄積していく。
これらが重なったとき、「やめたい」という気持ちは、限界のサインとして表れます。
もしかしたら、頭の中に「施設」という言葉がよぎったことも、あるかもしれません。
そこまで追い詰められているとしたら、それは決して大げさなことではありません。
「施設」が頭をよぎるのは、それだけ追い詰められているサイン

発達障害の子どもの育児では「施設」が頭によぎることもあるのではないでしょうか。
それは、「冷たい親」なのではなく、「それだけ追いつめられているサイン」として自覚することが大切になります。
施設を考えること=悪い親ではない
正直な話、私自身育児に向き合う中で「施設に入れたほうがいいんじゃないか」「誰か通報して」と思ったことがありました。
そんな自分にショックを受け、「なんてひどい親なんだろう」と、自分を責めたこともあります。
でも今なら分かります。
それは、ひどい親だからではなく、それだけ追い詰められていたサインだったのです。
「施設」という言葉が頭をよぎるのも、 あなたが冷たいからではありません。
そのサインに気づけたこと自体が、次の一歩につながる大切なきっかけになるのです。
施設という選択肢について、正直にお伝えしたいこと
実際に、施設自体が悪いとは、私は思いません。
施設に入ったほうが、結果的に家族みんなが笑顔になれるケースもあります。
施設というもの自体は「不幸になるため」に存在するわけではなく、子どもも親も笑えるようにするために存在するものです。
施設での生活を選択する場合には、子どもの状態や家族の希望、利用できる支援などを踏まえ、支援者と一緒に今後の生活について考えていくことが大切です。
「施設」という選択肢は、一時的な感情ではなく、じっくりとその先を考えたうえで選ぶべきものです。
施設だけが選択肢ではありません

「施設」以外にも、日常的に使える支援はたくさんあります。
まずは、こんな選択肢があることを知ってください。
市区町村の障害福祉窓口
「どこに相談すればいいかわからない」ときは、まずお住まいの市区町村の障害福祉窓口へ。
福祉サービスの申請や、利用できる支援について相談できます。
「お住まいの自治体名+障害福祉課」で検索すると、窓口が見つかります。
相談支援専門員という心強い味方
何から相談すればいいか分からないときに、支援について一緒に整理してくれる窓口の一つです。
今の状況を話すだけで、あなたに合った支援を一緒に整理してくれます。
一人で情報を探し回る必要はありません。
日常的に頼れる支援
- 児童発達支援:未就学の子どもが通える、発達支援の場
- 放課後等デイサービス:学校終わりや長期休みに、子どもが安心して過ごせる居場所
日中の時間、子どもを預けながら発達支援も受けられるのが特徴です。
一時的に休むための支援
- ショートステイ:数日単位で子どもを預け、まとまった休息をとる
- レスパイト:保護者が一時的に育児から離れて休息するための支援
「限界まで頑張ってから使うもの」ではなく、「限界を迎える前に使うもの」です。
「施設」以外にも、児童発達支援や放課後等デイサービス、短期入所(ショートステイ)など、子どもと保護者の生活を支える公的なサービスがあります。
施設への入所だけが選択肢ではなく、日中の通所や、一時的に預けて保護者が休息するためのサービスもあります。
利用できる内容や条件は自治体・子どもの状況によって異なるため、まずはお住まいの市区町村や相談支援事業者に相談してみましょう。
参考:
・厚生労働省「障害福祉サービスについて」
・こども家庭庁「障害児支援施策」
・厚生労働省「障害のある人に対する相談支援について」
支援を受けることは「逃げ」ではありません

支援を利用することは、子どもを見放すことでも、育児を放棄することでもありません。
あなたが倒れずに、この先も子どもとの生活を続けていくための手段です。
今日、できることから始めてみましょう。
- 相談支援専門員に、今の状況を話してみる
- 療育先の先生に、「正直しんどい」と伝えてみる
- 主治医に、育児の負担について相談してみる
「何から相談すればいいの?」と悩む人は、まず、
- 子どもの年齢・診断名
- 困っていること
- 1日の育児負担
- 自分がどのくらい疲弊しているか
- 「施設も考えるほど限界」と感じていること
どれかひとつでもメモに書き出してみてください。
うまく書き出せなくても、うまく話せなくても大丈夫。
まずは「限界です」だけでも大丈夫です。
まとめ|「やめたい」と思うのは、あなたが頑張ってきた証

「やめたい」も、「施設」という言葉がよぎったことも、あなたが弱いからではありません。
それだけ、必死に向き合ってきた証です。
そして、施設だけがゴールではなく、今日から使える支援は他にもたくさんあります。
まずは、誰か一人に「しんどい」と伝えてみる。 それが、次の一歩になります。
まだ自分の状態を振り返れていない方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
[発達障害の育児でノイローゼかも…限界サインのチェックリストとSOS【看護師ママが解説】]
また、このブログでは「発達障害児育児の困りごと」カテゴリで、日々のかんしゃくやこだわり、偏食などへの具体的な対処法についてもまとめています。
困ったときはいつでも参考にしにきてください。

コメント